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(※マンション 入り口) |
去る4月25日(火)、千葉県松戸市某所にある「マンションの一室」で地鎮式並びに快復祈願を執行しました。
誰しも本業が忙しく、JKBの活動としては久しぶりでしたが、何とか団員をかき集めて参りました。
今回は、我々僧侶の知人であるAさん(中年女性)のご依頼で出動です!
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(※洒水器の祭壇) |
Aさん宅に到着。
挨拶は早々に、ご本人から詳しく事情を聞きました。
以下、その一部です。
Aさん「引っ越して間もないのですが、どうも身体の調子がよくないんです」
団 長「というと?」
Aさん「前に住んでいたところよりも広くて快適なんですが、疲れが取れないんです」
団 長「そうなんですか。新しい環境に慣れていないのでは?」
Aさん「最初はそうだと思っていたんです。だんだんと慣れるだろうって。生活自体は慣れてきて、だいぶ楽になってきました。ですが、仕事から帰ってきて、ちゃんと休んでも疲れが残ってしまうんです」
団 長「となると、夜、眠れていないんじゃないですか?」
Aさん「いえ、それが夜はスッと、すぐ眠れます。不思議なくらい。でも、朝起きると身体がだるくてだるくて・・・。何だかこの家に元気を奪われているんじゃないかって」
団 長「わかりました。不調の原因が霊障なのかどうかは判断つきかねますが、とりあえずお勤めしましょう」
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(※仏前に合掌) |
最大限に精神を集中するため、なるべく照明を落とし、蝋燭の燈明メインにしました。
あくまでも集合住宅なので、心に気合いは120%、声は60%程度に抑えての読経が始まりました。
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(※勤行中の様子) |
当団随一のエースによる儀式が続きます。
各宗派織り交ぜての儀式になりますので、一緒にお勤め出来るところは一緒にして、単独でお勤めした方がよい時は単独で進めます。
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(※錫杖経) |
シャリンシャリンと、心地よい音が響きます。
天上世界の妙音と共に、錫杖で大地に巣くう魔を祓います。
無事、儀式は終了となりました。
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最後にAさんに感想を伺いました。
団 長「無事に儀式は終わりました。お身体の具合は如何ですか?」
Aさん「まだ身体はだるいままです。ですが、心がとても澄んだ感じになって、なんだかとても楽になりました。ありがとうございました」
団 長「それは良かったです。ただ、まだ完全に浄化できていないかもしれませんので、また何か変調をきたして我慢できなくなったらご連絡ください。それと、必ず病院で健康診断をして、お医者さんに診てもらってくださいね。それは幾らなんでも我々では治せませんよ?」
Aさん「そうですね(笑)。わかりました、近いうちにちゃんと病院で検査してきます」
以上です。
我々の読経は対悪霊対策ですので、身体についてはちゃんと病院で診てもらうことをお勧めします。
とある有名女優が、がん治療と称して、とある宗教家による祈祷での民間療法を受けて亡くなったことは記憶に新しい。
祈祷はそんな便利なもんじゃないので、勘違いされない様にご注意をば。
Aさんのご健康が快復され、充実した日々が戻ることを、我々JKB一同、心からお念じ申し上げます。
合掌